虎ノ門病院の喫煙室がなくなっていた!

きょうは虎ノ門の診察日。いつもの産婦人科に加えて内分泌代謝科にもいかなくてはならず、白い巨塔で疲れ果てました。

ガンの手術からもう半年経ち、経過も良好。ただ、問題は膣にものを入れると痛いことです。ひょっとして炎症かなにかかもしれないと思って先生に相談したところ、内診の結果、別段、炎症は起こしていないとのこと。「特にものを入れて炎症を起こすということもないでしょう」とはいうものの、卵巣を取っているので潤いが足りなくて痛いのじゃないか、と先生。子宮ガン体験者のホームページを見てみると、やっぱりみなさんセカンドヴァージン状態。こりゃ、ゆっくりとリハビリしなくてはね。

午前中は婦人科で、午後に内分泌代謝科にいくということでお昼をどうしようかと思っていたら、病院から2つ手前のビルの奥に、なんだかフレンチな店がちらっと目に止まりました。いってみると、ギャルソンが「あろー。イラッシャイマセー」と迎えてくれました。ラ・プチ・なんとか(名前思い出せず)というイヴ・サンローランのポスターとかアンナ・カリーナの写真がなんともフランス気分。ランチタイムも終わりに近い時間で、手間がかからないようにかランチメニューだけ持ってきてくれたので、クリームソースのペンネを頼みました。ソースがさらさらだったのでパンを頼んできれいに食べ、デザートはウ・アラ・ネージュ。お店で本物のウ・アラ・ネージュを食べるのは初めてだったのでどきどきしてそっとスプーンを入れてみると、ぷにゅぷにゅふわっとした食感でくせがなく、非常に美味しかったです。パトリス・ジュリアンのレシピには沸かした牛乳の中に硬くあわ立てた卵白を入れて茹でるとあったのですが、その昔、中学生のときにつくったウ・アラ・ネージュは生臭くて食べられたものじゃなかったんですねー。そのトラウマがあってこれまで作ってこなかったんですが、これからチャレンジしてみるかな?

さて、食事を終えて虎ノ門病院に戻ると、カルテも届いてあとは診察を待つだけになっていました。
先生に呼ばれて診察室に入り、うっちー先生の紹介状を眺めながら「うーん。診たところ、太ったのは○○○(忘れた)のせいじゃないですね、たぶん」と言われ、がくぜんとする。じゃあなんで私は急にどんどん太りだしたんだー! しかし「一応、血液検査をしましょう」と言われ、採血室へ。

全てが終わって、あーやっぱり白い巨塔は疲れるー、とコクテル堂へ。ベリーのタルトとコーヒーでしばらく和んでから帰る。四谷乗換えは気が滅入るので、丸の内線で荻窪までいって乗り換えて1駅。

帰ってから、ミックスジュース(関西人の誇る伝統的代物)を作り、inu-kunとふたりで飲みました。
なかなかうまい。あしたはイチゴミックスジュースにしてみようか。