音楽、ダンス、生と死

今日はFMラジオを流しっぱなしにしているのですが、日曜の夕方はブラジリアンの番組があって、今年のサンバカーニバルの話をしていました。それを聴きながら、以前見た映画「黒いオルフェ」を思い出しました。カーニバル数日前から当日までの時間の映画でしたが中盤から娘を探す主人公がものすごく寂しい場所を彷徨い歩き、ブードゥーの祈祷師が日本におけるイタコさんのようなことをしていたり、とにかく寒々しいのです。カーニバルは人生の陰と陽を端的に現しているのかな、なんて思ってしまいました。実際、カーニバルでは死者が何人も出ると聞きます。リオ、一度行って絶壁の先端に立てられたイエスキリスト像を見てみたいな、なんて思いました。