映画

inu-kunが松尾スズキ恋の門」ベルトリッチ「ドリーマーズ」を借りてきたので、一緒に見ました。「恋の門」に関してinu-kunは小劇場チックでクドカンのような洗練された感じがない、とぶーたれていましたが、80年代小劇場にどっぷり浸っていたわたしにはむちゃくちゃ面白かったです。キャストも「マンハッタンラブストーリー」とちょっと被っててよかったなあ。酒井若菜、最高!
「ドリーマーズ」は爆音ナイトでちょうど掛かっているやつなんですが、inu-kunは体力がないので観にいけないので借りてきた様子。こちらは変態シネフィル(しかしベルトルッチなのでさすがに美しい)とパリのシネマテーク封鎖事件を絡めて描いた作品。小象さん、こういうの好きじゃないかなあ。見たかな? いろんなところにカイエ・デュ・シネマ的な映画のシーンがちりばめられていて、音楽もゴダールの「軽蔑」など流れて、見ていてうれしくなってしまいました。